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atelier shot 2008.7.21 |
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地図に無い湖と言われた湿地帯「亀田郷」。その湿地の上に砂丘地帯として頭を出し500年もの歴史を持つまち「袋津」。津とは港と同意語でこの辺では川湊といえるから水郷の地であった事もうなづける。古くから形成された町で都市計画などとは縁遠かったので道は狭く迷路のようなヒューマンスケールのまち。狭い道路に沿っているブロック塀は傷だらけで車にはやさしくないのが一目瞭然。そんな歴史あるヒューマンスケールで迷路のようなまちが私が生まれ育った地なのです。3年前から生家に戻ってきて事務所まで通ってるけれど、住めば住むほど魅力的なまちだなあと再認識している。朝は鳥のさえずりで目が覚める。春先へたくそだったウグイスの音色も夏が近づくと一丁前なソリストになる。今どき町場で空を仕切っているのはカラスと決まっているが、うちの前はノバトやウグイスといった聞いてのどかな気分になる鳥達ばかり。だからといってそんな山の中って場所では無いから誤解無く。新潟駅から電車で二駅目で、駅から歩いて15〜20分程度。新潟市と亀田町が合併し「袋津」も新潟市の仲間入りしたが、これを機にこの「袋津」を知名度全国区へとたくらんでいる。「袋津」は伊夜日子神社の氏子集落を根として有り地図上コンパスでまちを囲み書くとちょうど皇居の堀の内側に相当する。つまり江戸城内と同じくらいだ。散歩にはもってこいなのですよ。愛想の悪いタクシーをわざとまちの真ん中まで連れて降りると外のタクシーはまともに帰ることができず、そんないたずらが理由かどうかは定かではないが袋津と聞いただけで避けたがる運転手も居るとか居ないとか。そんな魅力的なまち「袋津」のマップを亀田東小学校区コミニティ協議会と共同で作成したのが写真の物。詳しくは伊藤純一を知るキーワードから見てください。いつかは世界遺産に!って密かにもくろんでいるのです(なるわけね〜か〜)。(いと) |
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