atelier shot 2004.6.16

  
 早いものでアッという間に一月以上が経った。アッという間に経つ時間。そういえばこの前暑い盛りに新しいアトリエに引っ越したと思ったら極寒の冬が来て、もう夏がくる…。そうこうしていると又冬が…。時間の過ぎるのがアッというまで、30代後半から最近じゃ自分の年齢さえもはっきりとわからない時があったりして。住宅や店舗といった仕事で自分の足跡を残している事でかろうじて去年はどうの、今年はどうのと、年の区切りがついているのかなあ。そうそう「PROJECT」に去年の足跡アップしました。
 話は全く違うけど、写真は13日にオープンした「Irish Pub Robin」の看板。いずれPROJECTで全容もお見せできるはず。アイリッシュパブを設計するにあたってアイルランドまでは行かないまでも、エッセンシャルなところはかなり調べ追求した。そしてわかったこと、それは人の気持ち心地よさを感じる気持ちは国境を越えても同じだということ。アイリッシュパブは日本でいうならやきとり屋、立ち飲み屋、いわゆるしょっぺ店と共通のエッセンスを持っている。地元アイルランドの若者はアイリッシュパブでギネスを飲まず海外ブランドのビールを飲んで海外の音楽を聴くという。どこの若者もおなじでこれもまた国境を越えて一緒。今世界を股にギネスがアイリッシュパブの展開に力を入れている。そして確実に増えた。っていうことは「しょっぺ店」も世界進出ができるのでは?アイリッシュパブのエッセンスに「craic(クラック)」という言葉があるのだけれど、この言葉ゲール語で「愉しみ」という意味らしい。しょっぺ店が世界進出したあかつきにはエッセンシャルな言葉「shoppe」が「craic」と同じく世界共通語になったりして。(いと)
 
 
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