atelier shot 2004.8.16

  
 またまたアッというまに月日が経ってしまった。ちまたはお盆休みだというのになんやかんやと仕事ややる事があって休む暇無くあくせく動いている。さらにここんところ夜中にオリンピックまであるもんだから、寝ているんだか起きているんだかわからない夜中を過ごしていたりで・・・。「忙しい」は心を亡くすと書くので極力そうならないように努めているつもりだが、迷惑かけている人もいるのだろうなあ(特に家族には)。陳謝。
 極力時間を作ってまちづくり系の活動には参加したいと思っているが、そんな状態だから行けたり行けなかったり、時に中途半端な関わりになってしまう時がある。もともとスロースターター系の人間だから・・・。だからまちに関しては直接的にできる事から関わるようにしている。写真はアトリエ前の街路樹と花壇。東堀の上(かみ)は交通量はそう無いのだけれど、花壇や街路樹が整備されていて良い環境。当然目の前の住人としてはそれを無視するわけにもいかず、むしろそれに関わっている。朝夕の水くれは当然のこと。アトリエ前にも朝顔やらハーブやらの鉢があるのだが、それらの水くれと一緒に街路樹と花壇への水くれは欠かせない。街路樹の足元には花を植えたりハーブを植えたりもしている。本当は自分の土地ではないので勝手に何か植えることはいけないのかもしれないが、悪い事している訳じゃないんでね、堂々とやっている。隣にあるデッキチェアーも本来歩道の不等占拠なのかもしれないが、ウォーキングの休憩や犬の散歩の休憩スポットとして使ってもらえればと思って出している(もちろん歩行者の邪魔にならないように置いてます)。今朝二人のお年寄りがその椅子に座って話し込んでいた。ゴミ捨てにいった帰りにいわゆる井戸端会議をしていたのか良い雰囲気だった。椅子も使う道具であってオブジェじゃないのでねほんと使ってもらえて喜んでいると思いますよ。
 通りに面している住人としてやはり目の前のパブリックスペースは無視してはいけない。通りには必ず建物が有るだろうから(時には駐車場も有りますがね、特に東堀上は多い)通りに面した人々が積極的にパブリックスペースに気を配ると、きっと素敵な通りになるはず。皆本当は関わりたいと思っているんだろうけれど、勝手にやっちゃだめって思っているのかなあ。
 まあとにかく私の場合はせめて自分の目の前のまち並み、パブリックスペースに気を使うということでまちづくりに貢献していると自負していますね。あっ、けっして会合に行けない言い訳じゃあないですよ・・・。(いと)
 
 
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