atelier shot 2011.6.21


  
 書き貯めなんてやっぱり無理。特にFacebook(Fb)やらtwitterやらについては考え方が進化し数ヶ月前に書きたかった事と今書きたい事がちょっと違うので結局2ヶ月経ってしまった・・・。って事で次の更新がいつになるかわからないので長文分けて読んでください。

 ネットの世界であろうと実社会と同じ様な気使いは必要だといつも思っている。mixiから足が遠のいたのはあの「足跡」システムで、知り合いのサイトに寄って書き込みもせず離れるのはどうも土足で入り込んで黙って帰るような感じで気持ち良くなかった。かといって全てに挨拶を書き残す事はとてもできない。自身も足跡を見なかったので見ない人も多いのかもしれないが、記録として残っている事には変わらない。そんな事気にしているようではすでにネットの世界観から乗り遅れているのかもしれないが根がアナログなので・・・ROMのみなら匿名性で良いと思っている。いまちょっと気になるのはFbのリクエスト。どこまでが挨拶無しでリクエストしていいかそれぞれ意識しているのだろうか?ネット環境を拡げる事に意味があるとはいえ初対面の者に無言の行為は実社会の行為とかけ離れている。これもネット社会の世界観か。

 ところで発信する側の使い方に関して、私の場合はtwitter、掲示板、Fb、そしてオフシャルなサイト(これ)と違いを意識し発信している。簡単に言うと公と私のバランスで、よりパブリックな発信がここでの発言で(どこがパブリックかと問われると回答に窮するが・・・)よりプライベートな発信(一方的ともいう)がtwitter。さすがにネット上で全裸的に自分自身をさらけだす事はできないが、半ズボンにタンクトップ的肌の露出度がtwitterなら、襟のあるシャツにブルージーンズがFb、それにジャケットを羽織っているのがこのコラム(スーツじゃないって事は読者の方も認識いただいていると思っている)。自分自身バランスを取って発言の場を使い分けているつもり。でもほんとの人となりはネット上では絶対に解り得ないと思っていて、より素肌に近づきたければ直接会う事が本来だと思うし、より素に近づきたければ一緒に食事をする事だと思う。食事の場ってかなりプライベ―ト感があるし、お酒を飲めば一気に素の核心に近づける。

 近年ネット上で建築家を選ぶ傾向もあるが、情報の一時取得的にサイトを利用するのは良いと思うがやはり建築家本人の素にどれだけ近づいて理解しあうかが大切なのではないかと思う。物を買うならネットのみで良いかもしれないが、住宅などは一緒に物を作るのだから相互理解は重要。そういった意味でFbやtwitterなどまずは相手を理解するツールになり得る(あくまでも自分自身の考えだが)。そんな事でご興味ありましたらリクエストどうぞ。検索はe-milアドレスから。

 Fbの中にもパワーユーザーがいて何百人レベルでネットワークを構築している人もいる。ネットワーク上でのやり取り、リクエストから始まりコメントへの返信まで実社会と同じくらいの丁寧さが必要だと思うのですごいエネルギーだろうなーと感じる。大きなネットワーク環境の人は発信を主たる目的としているのかそれとも情報収集か、それはそれで有りかもしれないけれど私にはまだまだわからない世界。数ヶ月後にはその意味合いが理解できているのだろうか?mixiと同じ運命をたどるか、はたまたパワーユーザーになっていたりして・・・。
 twitterはまたちょっと違って書店の立ち読み感覚。ここはわりと気を使わず自然体での関わり。なんてったってタンクトップに短パンだからねえ、発信もそれなりに肌の露出度が高いかな。とはいってもそんなにルールみたいに拘っているわけではなく、適当に使っているのが現状だけど。

 建築家は常に社会と対峙している立場。最先端に居なくとも社会情勢や社会の潮流は認識していなければならないと思っている。そういう意味ではSNSなどは社会の潮流といえる。といっても根っからのアナログ的人間なので、ネット環境の渦の中に身を投じ溺れてしまわないよう日々意識している今日この頃なのですが。(いと)
 
 
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