伊藤純一アトリエ・weekly shot 2011.2.7

atelier shot 2011.2.7

　　
　新潟と会津を結ぶ鉄道で磐越西線という路線がある。新潟県境までは里山を通り大河阿賀野川の畔を走るとても気持ちが良い路線。季節外れの写真とお思いの方が多いと思うが、これ昨春の写真。更新してアップしようと思っていたらつい夏が来て秋になりそして冬になり年を越した・・・。はっきり言って温めネタ。でもその時は本当に思った、こんな良い季節の週末に何でこの路線にお客が少ないのかって。各駅停車の2両編成ボックスシートはガラガラでサンドイッチにワインを飲んでいても全然廻りに気を遣わない。同じ路線を走るSLばんえつ物語号は人気を博しているが、この各駅停車だって魅力満載。目的地は蔵とラーメンの町喜多方。片道2時間半で2000円弱。窓を開けると手を伸ばせばつかめる位に山袖を走り、大河阿賀野川の畔はマイナスイオンをバリバリ感じる。実はとても贅沢な汽車の旅なのだ。メジャーなトラベルパックでは無く、ただ単に汽車に乗って目的地へ行き蔵を見てラーメンを食べて帰ってくるというなんて事無い普通の旅なんだけど、この普通に静かな車内が又良い。春先新緑の季節は雪解け水で阿賀野川の水量もタップリだし緑も目に優しい。帰路咲花温泉に途中下車して静かな温泉地に一泊して帰るのもありかも。新緑の季節是非お試しを！
これで春までもたせるつもりだな、ってお思いの方、けっしてそのような思惑があるわけではないですよ、たまたまたまたま温めていた写真が新緑の季節だっただけの事ですので深読みしないでください＾＾；（いと）
　　