atelier shot 2009.9.23

  新潟市では現在「水と土の芸術祭」が開催されている。新潟市は水環境とは切っても切れないところ。その個性に目を向けテーマとし市全域をフィールドとした芸術祭を市長の主導で行っている。予算の事やら市民の関わり方やら賛成しかねる市民もいるが、こういったイベントで地域の事、地元の事に市民が目を向け地域に自信や誇りを持つきっかけを持つことはとても良い事と思っている。「水と土」というテーマとどのようにコンセプトを紡げば良いか解釈が難しいがフェリチェ・ヴァリーニ氏の作品も面白い。
 

私たちが保存運動を行って新潟市購入が決まった「旧齋藤家夏の別邸」も会場になっている。河口龍夫氏の作品が展示されているが
 

この館そのものがアート・芸術のような物なのだからまずはそのまま公開してもらいたかったというのが本音。まあ社会実験としてアートとの融合を試みたんだろうけれど・・・。
しかし頭を抱えたのがその旧齋藤家別邸小間茶室の防災設備。
 

写真を見てお分かりだろうか、天井にある火災報知器等。どうして行政は安易にこういったものを取り付けるのだろうか。市が取得し公開に当たり急遽取り付けたものかもしれないが、無神経にもほどがある。たとえ消防局が指導をしたとしてもなんとか見栄えを考慮した納まりを見出して欲しい。ていうか我々のように保存を願い運動を行った者に意見を聞くとか、もう少し意識の有る業者設計者に依頼するとか。もちろんこれに関しては意見を言わせてもらったが、今後どうなるのかチェックし見極める必要は有ると思っている。しかし防災防犯メーカー・業者ももう少し意匠に考慮した器具を開発できないものだろうか。どちらかというと行政側に偏り競争のない業界、和室等の設備に対する要望が少ないので開発する必要を感じてないのかもしれないがもっと民間意識を持ってもらいたい。照明器具ならオリジナルで作ることはできても火報は無理だからな〜。
 水と土の芸術祭から話がはずれたけれど、私たちかめだ学会・東小コミ協としても地元袋津を舞台に、盆踊りの復活や迷路を灯りで燈すイベントアートも検討したが、時間不足ということでまち歩きで亀田・袋津を案内する事に。亀田の三九の市案内も好評で、これはその中のゴム屋さんのお店。
 

ゴム専門。案内したおばさんも思わずゴムを買っていた。こんなミニマムというかなんというか、こういったお店は是非無くならないでもらいたい。
なんかだらだらと書いたけれど、まだまだ12月の後半まで「水土」は開催しているので是非新潟市の魅力を堪能してもらえればと思っている。亀田・袋津の案内も3と9の付く週末は開催中!ですよ。
しかし僕らも10年位前には同じような事やってたんだけれどね(いと)
 
 
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