過去記事(浴室での読書)
アトリエのマガジンラック。実はこれ、ある会社においてあったカタログラックを再利用した物。大型ゴミとして捨てると言ってたのでもらってきた。メーカー名はCSを貼ってわからなくしたので充分使える。しかし最近は毎月とっている本が減ったにもかかわらず雑誌がたまる時がある(読み終わる前に次号が来ることもしばしば)、本を読む時間ってのは作らないとなかなかできないもんです。
ここ数年私の読書タイムは入浴中。実は私毎朝1時間ほどぬるいお湯にゆっくりつかっているのです(汗をかいて帰ったときなどはもっぱらシャワーで充分)。その時間が読書タイム。腰湯状態(浴槽に腰掛けを入れて)で浴室のラックにおいてある数冊の本のうちその日の気分で読みかけの本を読む。昔は浴室で本を読むなんて考えても見なかった、せいぜいサウナで新聞や雑誌を読むくらいで(それも最近は禁止されてるようだが)。まさか、専門書やエッセー、新聞などをお風呂で読むなんて…。意識が変わったのはパリに住む友達の家に遊びに行ってから。イギリス人の彼の浴室はいわゆる洋風バスでWCと一体のワンルーム、そこに雑誌ラックが置いてあってそこにあった雑誌新聞はフニャフニャ状態。聞くと彼は週末など半日そのバスルームで過ごすらしい。
それを見て話を聞いたときに頭の上のランプがパッと点きました。そうだよな、本そのものがフニャけようが汚れようが自分の本なら問題ないんだし、(もちろん人から借りた本は浴室で読みません)べつに古本屋に売るつもりも無いわけだし、本ってたかが文字情報を伝える紙でしかないんだからな。そう思うようになってから本を浴室に持ち込むようになった。読み始めると集中するのでどうしても長風呂になってしまう、だから最近は早起きで6時頃には起きますね。起きてトイレに入って追い炊きをしておくと読書入浴にはちょうど良い温度になるのです。興味ある方お試しください、やみつきになります。
ただし浴室がインク臭くなったと文句を言われるのはお覚悟を(いと)。