家内の叔父で書家の吉井湛水氏による刻字の扁額。
湛水叔父が自ら書き彫る扁額は私の好きな空間にスッと入って来て、私の心をいつも振るわせる。
この「守破離」も私が仕事に向かい合う思いそのもの。
「守」師の仕事から学び、流儀教えを乞い背を追いかける。「破」学んだ事殻を破り、試行錯誤しながら独自の道を見出し進む。「離」そして自分らしい物、作り方へと昇華する。
自分はまだ「破」のところにいるのか「離」の域に足を踏み出したのか定かでは無いが、しかしいつもいつも「守」を振り返り忘れずにいなければと思っている。
この扁額は新たな事務所で日々私に訓じる大切な言葉の一つなのです!