atelier shot 2018.07.09

昨年の報告でも紹介したリノベーション物件。庭もでき1年掛けて完成した物件の竣工写真を撮ったので紹介。
元は築40年程のいわゆるオーソドックスな平屋建て和風住宅で、終の棲家的には規模も丁度良く、東側にエントランスと庭園、西側は遊歩道と西川に接し、想定外に解体された隣家が最近まで南側に接していたので南側を閉じた東西に風や視線が流れる空間。風を引き入れ外の緑や借景の角田山を取り込む居間空間はまさに別荘感覚。お庭を手に掛けて楽しんだり愛犬と過ごしたり、リタイヤしたご夫婦の日々の豊かさを増幅できる空間となってます。竣工写真でも紹介しますが、こちらでもどうぞ!(いと)。


改修前の東側外観


オーソドックスな田の字和風建築の座敷


いわゆる中廊下間取りで玄関入ってすぐの茶の間


小屋裏には明治期の建物から移築した架構が使われていた


大規模なリノベーションなのでベタ基礎を加えて基礎の補強を行う


耐震補強では壁の補強だけではなくその下の基礎の補強も重要


新たに基礎を入れる土台下は施工上幅広の基礎に


居間より東側の主庭方向を望む


主庭は居間から土縁を通じて繋がる


床の間と畳コーナーから居間西側を望む
小屋梁架構はかつて移築された物の再利用


居間のチェアーは低くし食事にも食後のリラックスタイムにも対応。
右手はキッチン


ウッドデッキはフルオープンサッシを採用


西川を介して角田山を望めるウッドデッキは中と外を繋ぐ中間領域


WCの天井は光天井


建物中央に配されているWCはハイサイドライトと
トップライトから採光を取り入れる


洗面カウンタに立つと遠くに角田山を望む。右手は浴室


洗面カウンターから浴室を望む
浴室はハーフユニットバスでヒバ張りの壁


浴室に設けたデッキと外のウッドデッキは一体となり
クールダウンスペースとなる


エントランス庭を新たに設ける


エントランス庭から玄関ポーチを介して奥の主庭を望む


玄関ポーチから主庭を望む


主庭と居間は土縁を介して一体となる


西側の西川、遊歩道を介して建物を望む

 
 
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