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タイトル LREX 第2回リレーアート展「LOVE-MOVE」
会  期 1999/12/5 〜 12/12
会  場 万代シティーバスセンター2Fリターナ
最初に体感する空間オブジェ。ボリューム感のある場所からボリューム感の小さい場所へ移動します。空気感が大から小へ変化することで“緊張”という意識が生まれるでしょう。この空間はアートエキシビションへの《結界》であり緊張感・静寂感は“期待感”へと心理変化するでしょう。通り抜けたとき、緊張感からの開放が最初の《パーソナルエリア》の広がりをさらに助長します。CollaborationWall/一度広がった空間から再度空間を絞るために設置したコラボレーションの壁。最初見えかくれする壁は、次の開かれた空間《パブリックエリア》への誘いでもあります。大→小→大→小→大と空気感がリズムを打つことを体感できるでしょう。
第一回リレーアート展でも提案した“極小の空間”。その空間ボリュームを持つ空間オブジェを配置することにより、次に空間の回遊性を生み出します。2つの《パーソナルエリア》を回遊して再度《パブリックエリア》へ。そこにある《パーソナルな展示壁》が作品展示の最終点でもあります。
作品展示の最終点である《パブリックエリア》は、毎日パーソナリティーと来場者により創り出されるイベントステージです。そこから最後に移動する空間は、“イベントステージ・アートエキシビジョン”という非日常空間から日常空間への《結界》でもあります。そこは来場者のアート空間・コラボレーション空間になっていて、今体感したことによって生まれたイメージなど自分なりに表現する空間です。そこはアート空間を移動して体感したアートトリップの終着点でもあります。
LREX 第2回リレーアート展「LOVE-MOVE」パンフより