atelier shot 2003.3.31

  
 ディスプレイスペースの裏は水廻りになっている。普通こんな所人に見せるもんじゃないですね。右側の薄っぺらな棚は元々樹木のサンプルが入っていた物。サンプルは横に並べて収納した方が良いので棚が不要になりここに落ち着く事に。水廻りは色々と収納する物があるもので、コースターやシュガー、割り箸にインスタントみそ汁、灰皿マッチetc…。当たり前に棚の奥行きは数十cmある物として使っていたけど、なせば成るこの奥行き3cmの棚もなんとか使えるものです。ただしゴムを手前に張ったりして工夫は必要ですが。冷蔵庫は下に置くスペースが無く上に置かねばならないため、ショーケース型の物をリサイクルから購入。これなら上にあっても許せる。シンクは業務用を業者から譲ってもらった。ここガスが引かれてないので洗い物は水だけで、お湯はキャンプ用のバーナーで沸かしてます(最近は電気ポットが活躍しているけど)。でもなんとかなるものです。特に不都合はありません。最近のシステムキッチン等はほんと至れり尽くせりで良いけれど、でもそれじゃなくては料理が出来ないって事なはないわけで。電気設備衛生設備にしても思うけれど、あんまり至れり尽くせりにすると、それが当たり前になって工夫するとかっていう思考が欠けてきますよね。神棚の榊はうちの場合折り鶴ランの新葉を入れてます。以前山で地鎮祭をしたときに榊を持ってこなかった神主さんが、その辺に出てた実生の新葉を榊として使ったのです。神主さんに聞いたところ、榊は常緑樹の新葉であれば良いとのこと。きっと新葉は神聖な何かがあるに違いない。っで、たまたま榊の無かったうちも、常緑の新葉(確かに常に緑だが常緑といえるか?だいたい樹じゃないしな〜)ってことで折り鶴ランの新葉を。これも工夫です。ってそんなこた〜無いですよね、買い忘れた言い訳屁理屈ですこれは。(いと)
 
 
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