weekly shot 2002.11.19

  
 自分のデスクの周り。けっしていつもスッキリって感じじゃない。仕事場がきれいなのと仕事ができるのは比例するって誰かがいてたけど、松本零士のデスク周りをテレビで見た時は驚いた。資料の山の中にわずかに原稿を置けるスペースがあって、資料にまみれて仕事をしている。本人にとって資料の山は、山ではなくどこに何があるかを把握していて棚と同じらしい。そういえば安吾の有名な写真も原稿(といってもありゃあもうゴミだわね)にまみれてる。
 ところで隅の方に不自然に写っているアルビのレプユニ、いつもは現場用のジャンパーが掛かっているんだけど…(作為的なのが見え見え)。11月16日のアルビvsセレッソは忘れられない日になった。昇格争いをしている相手チームの勝利と昇格を目の当たりにし、悔しさと悲しさ虚脱感が入り交じったあの気持ちはとても一言では言い表せない。長居にいた3千人のサポ皆同じだったろう。昨シーズンもアルビを応援し昇格を逃がしたがここまで悔しく悲しくなかった。こんなに熱くなれたのはゴール裏の仲間達がいたからだろうな。自分をゴール裏に誘った仲間、ゴール裏で知り合った仲間、名前もどこでなにしてるかもわからないけど必ず顔を合わせる人々、勝手に仲間だと思いこんでしまうほど親近感を感じるコールリーダー達。スタイルは違えど皆気持ちは一緒だ。そんな仲間がいたからこそ熱く熱くなれた。ゴール裏でなくとも新潟のサポは熱いね。若者は当然なんだけど、バスツアーに一人で参加している爺さんや、試合後食堂で同席した年輩のご婦人も一見サッカーとは無縁のようだがアルビに対する想いがしっかり伝わってくる。「俺達の誇り新潟」なんて言葉は、恥ずかしくてそうそう口に出せるもんじゃないけど、サポソンのおかげで一生分以上はもう叫んだな。「誇り」って言葉、少しくさいけど響きいいね。アルビサポはw杯バブルのニワカサポと皮肉る他サポもいるけど、何だって最初はあるんだからニワカだっていいさ。でも間違いなくアルビサポは熱く、そして根付いたと実感できる。「俺達の誇り新潟」「俺達の誇りアルビサポ」(やっぱあの場じゃないとくさいな〜)。来年は絶対にJ1にあがれる。仲間と一緒にその場で歓喜するんだ、絶対!(まだまだ興奮冷めやらない、いと)
 
 
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