weekly shot 2002.9.17

  
アトリエの神棚。実は最近譲ってもらって取り付けたばかり。古い町屋の持ち主の方が建物を壊すという事で、捨てるくらい、壊されるくらいなら大切に使ってくれる人に、という事で色んなものを譲ってた。私が譲り受けたいくつかの中の一つ。かなり古そうな神棚で、中にあった札は大正三年と書いてあった。その時新調した物なのか、それともその前からの物なのかは定かじゃないけど(吹きガラスのはまってる戸は味があります)、最近よく見かける神棚と違ってひんが良い。神棚を譲り受けるのはどんなものだろうと少し気が引けたけど、ゲットです。古くてひんが良い物、心惹かれました。知人の庭師の方からも「昔は神棚は買う物じゃなかった」という事を聞き一安心。未だ神様には登場してもらってないけど、どこの神様に来てもらおうか。商売繁盛、技術向上、火の神様、水神様etc…家じゃないので無病息災や家内安全ってのもなんだし。宮沢先生の所はチベットの神様が祭ってあった。べつに白山様や伊夜日子様でなくてはいけないわけもないだろうし。日本には八百万の神様がいるんだから年末までゆっくり考えてみますよ。(いと)
 
 
一級建築士事務所 伊藤純一アトリエ TEL 025-228-2536 FAX 025-228-2537
(c)2002 JUNICHI ITO ATELIER All rights reserved.